本文へスキップ

前橋市でのお葬式の席の配置について

TEL. 050-7103-8962

〒371-0244 群馬県前橋市鼻毛石町1991-40

群馬のお葬式のコラムCOLUMN

前橋市でのお葬式の席の配置について

前橋市でのお葬式の席の配置について書かせていただきます。

式場の配置などどこでも同じではないかと思われるかもしれませんが、関東甲信越という範囲だけでみても地域によって様々です。

正面に祭壇があり、その前に僧侶が座り、僧侶の後ろ側に焼香台があるのが一般的ですが、地域によっては、正面に祭壇がありその前に焼香台があって、僧侶はさらにその後ろに座って読経するという配置の場合もあります。

つまり、参列者は祭壇と僧侶の間にある焼香台に行って焼香するのです。

ですので当然、僧侶は式場の前方ではなくて、式場のほぼ真ん中に座っている配置になります。

このように、式場の配置だけ見ても、僧侶の座る位置、参列者が座る位置が違っていたりするのです。

さて、それでは前橋市でお葬式を行う場合はどのような配置になるでしょうか。

前橋市の場合は、全国的に見ても一般的な配置である、前方正面に祭壇があり、その前に僧侶が座り、僧侶の後ろに焼香台があるという配置になります。

遺族親族の代表者は、僧侶の左右もしくは左か右の片側に配置された席に座ります。

遺族親族の代表者の席の向きは、僧侶に向くか、もしくは少し一般参列者の方に斜めに向くような角度になっています。

これは、参列してくださった一般の方々へのお礼の気持ちを示してのことです。

前橋市でお葬式を行う場合、近年はほとんど式中で繰り上げ初七日法要を行います。

葬儀・告別式の終了後に繰り上げ初七日法要を続けて行うわけですが、その際、それまで僧侶の横にある遺族親族の代表者席に座っていた人たちは、席を移動します。

それまで一般の参列者が座っていた席に移動して、遺族親族の代表者も含めた全員が正面の祭壇の方に向くように座り直すのです。

告別式においては、遺族親族の代表者は、一般参列者に対してのお礼を含めて僅かに後方の方に顔が向けられるように座っていましたが、式中の繰り上げ初七日法要においては故人を供養する参列者として正面を向くために座り直すわけです。

ただ、場合によっては、座り直さずにそのまま僧侶の横の席にて繰り上げ初七日法要を行う場合もあります。

もっとも、葬儀、告別式、繰り上げ初七日法要という順番でお葬式は進みますので、厳密にいえば遺族親族の席は葬儀の際には正面向き、告別式の際には一般参列者に顔が向けられるような向き、繰り上げ初七日法要の際は正面向きとしなければいけないのかもしれませんが、実際には葬儀と告別式は区切らずにそのままの流れで進行するため、便宜上葬儀の時から告別式用の向きに並べられた席(僧侶の横で一般参列者に顔を向かられる向きの席)に座っているわけです。

ですので、遺族親族の代表者の席は、葬儀と告別式が終わった後、式中の繰り上げ初七日法要の際に1度だけ席の移動となります。

身内だけで行う家族葬の場合には、遺族親族の代表者も含めた全員が最初から正面に向く席に座り、お葬式中での席移動がない場合もあります。

最近は、このように最初から全員が正面を向いた席に座わるお葬式が一般的になってきました。これは、家族葬などのように参列者が身内や知り合いのみであり、葬儀、告別式、式中の初七日法要まで全員が退席することなく参列するお葬式が主流になってきたからであります。

以前であれば、告別式で焼香を済ませた一般の参列者は、そのまま香典返しを受け取って帰宅しましたので、遺族親族の代表者にとっては告別式の際にお礼の挨拶をしなければ、それ以降に挨拶をする機会がないので、告別式の際には一般参列者に顔が向くように配置された席に座ったわけです。







お申し込み・お問い合わせ






バナースペース

群馬のお葬式

〒371-0244
群馬県前橋市鼻毛石町1991-40

TEL 050-7103-8962


『群馬のお葬式』概要

仏教用語集