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群馬のお葬式のコラムCOLUMN

群馬でのお葬式の後にやることは?

群馬県でのお葬式の後にやることについて書いてみたいと思います。

火葬して収骨を終えると、骨壺を抱えて自宅に帰ることになります。

これは都道府県によって異なり、自宅に帰らずにそのままお墓に納骨するという風習があるところもありますが、群馬県ですと多くの場合、納骨は四十九日かそれ以降となりますので、自宅に帰るのが一般的です。

通常、お葬式のセットの中に「後飾り(あとかざり)」というのが含まれておりますが、これはお葬式の後に自宅に作る祭壇のことです。

お葬式を終えた後、四十九日まで「後飾り(あとかざり)」を自宅に設けて白木位牌やご遺骨を安置し、供養をします。

「後飾り祭壇(あとかざりさいだん)」「自宅飾り(じたくかざり)」「後壇(あとだん)」「中陰壇(ちゅういんだん)」などとも呼ばれています。

最近は段ボール製の銀色のものが多くなってきておりますが、木製のものを貸し出してくれる葬儀社もあります。

昔は、初七日(しょなのか)、二七日(ふたなのか)、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日と、1週間ごとに近所の人たちが来てお線香をあげたりしましたが、最近はそのようなことはほとんどありません。

お葬式の中で繰り上げて初七日法要を行ってしまい、次に集まるのは七七日忌法要(四十九日忌法要)となり、それまでは各家庭において供養するのが一般的です。

ちなみに、ゼロという概念がないので、命日を「1」と数えますから、初七日(しょなのか)は命日から数えて6日後となります。(日本においてゼロという概念が導入されたのは、江戸時代後期からとか明治維新以降からとか言われています)

つまり、亡くなったのが水曜日であれば、初七日は翌週の火曜日ということです。

このあたりは間違えやすいところですのでお気をつけください。

最近はほとんどの場合、初七日はお葬式の中で行っておりますが、初七日も含めて六七日までは1週間ごとにお線香を焚くとかお水を変えるなどして弔っていただければと思います。

そして、お葬式後の早い時期に本位牌(ほんいはい)の作成手配を行います。(位牌についてはこちらを参照してください)

お葬式のときに用意された白木の位牌は四十九日までの仮の位牌となりますので、長く安置するために黒塗りに金文字などで書かれた本位牌を作るわけです。(最近、本位牌には色々なタイプのものがあります)

通常、四十九日忌法要を行いますが、その際に本位牌と白木の位牌の2つがその場に揃っていれば、僧侶が本位牌を開眼(かいげん:俗にいう魂入れ)をし、白木の位牌を閉眼(へいげん:俗にいう魂抜き)をします。

そして白木の位牌は僧侶が持ち帰り、お焚き上げの供養をします。

お墓がある場合には、四十九日忌法要を墓前で行い、同時に納骨法要を行って納骨しますので、2つの位牌も墓前にお持ちください。

ただし、昔は四十九日で納骨しましたが、お墓がない場合には新たに作ると数ヶ月かかるので四十九日では納骨せず、別日に墓前で納骨法要を行って納骨することになります。

また、最近はお墓に納骨せずに自宅にてそのまま安置する場合もあります。

これは、手元供養(てもとくよう)など呼ばれおり、専用の仏具なども増えてきております。

「遺骨を身近に置いておきたい」「お墓は時間をかけてしっかりと選びたい」「お墓は高価なのでどうするかはゆっくり考えることにして、しばらくは自宅に置いておきたい」など様々な事情があるようです。

この場合は、四十九日忌法要は自宅で行い、納骨はしないということになります。

また、参列者が多い場合などは、葬儀社のホールを借りて四十九日忌法要を行う場合もあります。

その後の供養としての法要には、百箇日(ひゃっかにち)、初彼岸(はつひがん)、新盆(にいぼん、しんぼん、あらぼん)、一周忌(いっしゅうき)、三回忌(さんかいき)などがありますが、最近の群馬県での傾向ですと、百箇日や初彼岸で僧侶を呼んで法要を行うことは少ないようです。

新盆、一周忌、三回忌などは、多くの人が僧侶を呼んで法要をして故人を供養しております。




【補足】

四十九日忌(七七日忌)ではなくて、三十五日忌(五七日忌)で忌明けの法要を行う地域もあります。

一般的には四十九日忌が忌明けとされていますが、三十五日忌が忌明けのタイミングのひとつだとされる理由は(諸説ありますが)、四十九日忌だと三ヶ月にまたがってしまう場合があり、縁起が悪いとか苦しみが多いとか言われたためです。

亡くなった日から四十九日間を経過して、三ヶ月にまたがってしまう場合は「三月越し(みつきごし)」「三月またぎ(みつきまたぎ)」といわれています。

三月(みつき) → 身付(みつき) → 身に付く(みにつく)

という語呂合わせで、不幸が身につくなどと言われたことで三月またぎを避けるために、四十九日忌法要ではなく三十五日忌法要にするということです。

また、四十九日(しじゅうくにち)と合わせて、「始終(しじゅう)、苦(く)が身に付く」からという語呂合わせで、亡くなってから四十九日忌まで、月を3つまたぐほど長いのは苦しみが多いと考えられるようになったようです。

さらに、仏教的には三十五日で閻魔様(えんまさま)にお会いするとされており、この日(三十五日忌)に法要を行って故人を救ってあげたいという意図での三十五日忌法要ということもあるようです。

いずれにしても、本来の法要の意味とは異なった解釈や様々な都合によって三十五日忌を忌明けとして法要を行うという習慣のある地域もありますので、それぞれの地域の習慣で行っても良いですし、本来の四十九日忌で忌明け法要を行っても良いです。







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